ワインで信仰獲得
アンローの女子大修道院周辺のコルドリエ修道会やモルシェムのイエズス会、あるいは同修道院が聖職者の任命権を握る教区、たとえばサン=タンドレやサン=ファビアンといった教区の司祭たちにも、三ないし四大樽の自家製ワインを断続的に寄付しています。
そのほか、ホーエンブールの修道院にも、聖女リシャルドを聖女オディールの信仰に結びつける証しとして、毎年二枡のワインを贈った。
アンロー住民の教育を受け持つ教師や森番にも、毎年二枡分のワインを供出しています。
こうしたワインの分配法には、地域住民たちに対する信仰獲得の意図のみならず、キリスト教(カトリック)の枠内で、ベネディクト会系のアンロー大修道院が自らの地歩を強化し、連帯のネットワークを維持ないし拡大しようとする戦略が見え隠れしていろのです。
一方、ワインはまた報酬の一部として、同修道院とそこで働く者たちとを直接的かつ具体的に関連づけた。
最近では通販でワインを扱っているところも増えてきましたけど、こうしてお店の特徴が分かるサイトがあるととっても参考になりますね。