独創的な家に2
「ベッド 通販などが地震で倒れるのが心配なら、最初から倒れている建築をつくれはいい倒れているものをさらに倒すのは、いくら地震でもむずかしいだろう」
「背の高い建築なら別だけれども一戸建ての家に基礎なんかをつくっておったのでは、それだけのお金がもったいない」
というわけである。
実際上、結果としてもっと有利になったことがある建物ではないから固定資産税がかからないのである。
もっとも、役所としてはいつまでも見て見ぬふりはできなかったのだろう。
建ててからニニ年目の昭和五四年ごろ、法務省と豊橋市のお役人がやってきた、「住んでいるなら税金を払ってほしい」というから、「脱税の目的でこんな建てかたをしたわけでないから払いましょう」と、川合さんはやむなく従うことにした。
不動産の登記も勧められたが、これには従わなかった。